
1事務所の由来
- せいうん法律事務所という事務所の由来は何ですか。
- 「せいうん」には「青雲」と「盛運」の意味を込めました。
「青雲」は、高い志と澄み切った空をイメージしています。
私自身、高い志をもって依頼者と相対し、事件が終了したときには依頼者に晴れ渡った空のような心境へ至っていただければとの願いを込めました。
また、「盛運」には、文字通り、当事務所と依頼者の運がますます盛んになるようにとの思いを込めております。
2「せいうん法律事務所」のセールスポイント
- 他の事務所との違いや強みは、どこにあると考えていますか。
- なかなかお答えしづらい質問ですが、相談者や依頼者にとって、どのような選択が最終的な「自立」へつながるのか、を考えて針路を示す点だと思っています。
私も、負けることが好きなわけではないので、進んで負けることはありません。
けれども、ルールに反してまで勝とうとまでは全く考えません。
そして、長い目で見て、目先の勝ちにこだわるべきではないと判断すれば、撤退を提案することもありますし、逆に、ある程度負けを覚悟してでも進む場合もあります。
最も大切にしているのは、私自身の価値観を押し付けず、臨機応変であること。そして、依頼者ご自身で自らの人生を歩んでいかれるよう、ともに針路を考える姿勢だと思っています。
- 先生の実体験から、具体例があれば教えてください。
- やや抽象的なお答えとなってしまい、申し訳ありませんでした。
私は、事件の解決は、目の前の法的紛争の処理だけにとどまるものではないと考えています。
例えば、当初借金の相談に来られた方が、よくよく聞いてみると真の問題は夫婦関係にあった、などということは決して珍しくありません。
そのような場合には、「●●さんの真の問題は、負債の整理ではなく、夫婦関係を見つめ直すことではありませんか。」などと質問を投げかけることがあります。
また、友人に貸したお金が返ってこない、と相談に来られた方が、よくよく聞いてみれば、そのお金が返還されても他の負債があまりにも多額で、貸金の回収ではなく債務整理を行うべき、という場合もしばしば目にします。
このように、相談者がお話することだけにとらわれず、可能な範囲で背景事情や心情をお聴きして、5年先、10年先の相談者の人生が、よりよいものとなるようなご提案ができれば有意義だと思っています。
もっとも、そのような先のことなど到底考えられないという方も、もちろんおられます。
そのような場合には、ご相談者のお気持ちが落ち着くまで、あまり先のことは考えず、目の前の問題を一つ一つ解決していくことをご提案しています。
3相談のタイミングや内容など
- まだ揉めているわけではないのですが、ご相談に行ってもいいでしょうか。
- もちろん、かまいません。
簡単にお電話で事情をお聞きして、明らかにご来所が不要であれば、そのようにお伝えすることもあります。
他方、揉める前であっても、揉めないように助言することはできると思います。
離婚、結婚、契約締結など、重要な判断を迫られる場面は少なくないと思いますが、弁護士として、はんこをつく前に来てくれればと歯噛みするような場面も少なからずあります。
弁護士を「転ばぬ先の杖」としてご利用いただくことは、最も安価で賢明な方法の一つだと思っています。
- 弁護士には自分の希望をどこまで伝えてよいのでしょうか。
- 少し、お考えになってしまう場面かもしれませんね。
もれなくお伝えいただければと思います。
もちろん、全ての要望を叶えることは難しいかもしれません。
それでも、すべてお話しいただければ、私としても、できることとできないことをきちんとお伝えすることができますし、もれなくお話しいただくことで、相談者の真のニーズが見えてくることもあります。
ご相談者としても、あれも聞けばよかった、と後悔するのも残念ですよね。ご遠慮なさらず、率直にお話しいただくことが大切だと思っています。
- 自分に不利なことや恥ずかしいことは、あまり話したくないのですが、それでもよいですか。
- お気持ちは十分お察しいたします。
ですが、なるべく包み隠さずにお話しください。
私たち弁護士は、相談者の写し鏡です。当たり障りのないご質問には、当たり障りのない回答になってしまう傾向があります。
何より、不利なことを隠されてしまうと、事件の筋を読み違えてしまい、最悪、勝敗すら見誤ってしまいます。
私たち弁護士は守秘義務を課されていますので、他言することはありません。
また、不利だと思われること、恥ずかしいと思われることほど、私たちにとっては大切であるということも少なくありません。
当たり障りのない回答や間違えた回答は、相談者のためにならないばかりか、却って弊害となります。不利なことや恥ずかしいと思われることも、できるだけお話しになっていただければ、何らかの方策をお示しすることはできると思います。
- 事件を依頼したら、あとは全て弁護士におまかせでよいですか。
- お気持ちはお察しするのですが、答えは、「NO」です。
私たち弁護士は、法律の専門家として、手続や交渉に全力を傾けます。
けれども、最後に方針を選択し、決めるのは、あくまで依頼者ご本人です。
私たち弁護士の役割は、その判断材料を提供すること、そして、何が最善策と考えるかをお示しすることであり、最後の判断は、ご自身でしていただくことになります。
もちろん、ご決断いただくためのサポートは、最大限するつもりですので、ご安心ください。
その上で、最後の一歩は、あくまでご自身で進めていただく必要があると思っています。
4その他
- 弁護士に依頼すると、おおごとになってしまうようで心配です。
- そのようにならないよう努力します。
確かに、中には、弁護士を依頼したことに対し反感を抱く方もおられるかもしれません。
けれども、私たち弁護士は、紛争解決のプロフェッショナルとして、依頼者のためだけでなく、相手方やひいては社会のためにもなるような解決策を目指すべき存在であると思っています。
また、裁判は、ある意味で最後の手段です。交渉、調停など、より「柔らかな」方法で解決できるのであれば、無論そのように対応します。
- 相談者の話を聞くときに、最も大切にしていることは何ですか。
- 事案の真の問題点が、どこにあるのか把握するよう努めることです。
問題を探り当てる鍵がどこにあるのか、これは事案ごとに異なりますし、容易に見つかるものでもありません。
雑談が有効な場合もありますし、家族構成、仕事や収入などの背景事情、どろどろとした感情が鍵になることもあります。相談者が発した言葉とは逆の言葉が本音であり、それが鍵の場合すらあります。
いろいろと想像をめぐらせながら、事案の本質を探り当て、「自立」の助けとなる解決策を提示することを大切にしています。
- 先生に、お墨付きや背中を一押ししてほしかったのですが、していただけませんでした。どうしたらよいでしょうか。
- 私は、自分の発する言葉に責任をもつよう心掛けています。
ですから、分からないことは分からないと申し上げますし、なるべくリスクを正確にお伝えし、安易に大丈夫であるとは申し上げないようにしています。
私がそのように話すのは、相談者の判断を誤らせないようにするためです。私は、弁護士が、ご相談者の選択を決めつけるような言動は、避けたほうがよいと思っています。
相談に来られる方は、弁護士から断言されれば、当然それが正解であるとお考えになるでしょう。
けれども、これが唯一の正解である、と断言できる場合は必ずしも多くはありません。
にもかかわらず、分からないことを知ったかぶったり、反対の可能性があるのに、間違いないかのように断定的に説明すれば、相談者に誤解を与えてしまいますし、ひいては「自立」を妨げる弊害を生じさせると思っています。
腑に落ちない場合には、他の弁護士にもご相談してみることをお勧めします。
弁護士にも、いろいろな考えや個性があります。セカンド・オピニオンを求めることで、ご相談者自身の理解も深まりますし、相性なども見極めた上で、より納得のいくご依頼ができると思います。
- 弁護士として喜びを感じるのは、どのようなときですか。
- 難しい問題ですが、思いつくのは3つの場面です。
1つ目は、感謝のお言葉をいただけた時です。
2つ目は、依頼者のみならず社会的にも意義のある事案に関わり成果を得たときです。
3つ目は、かつての依頼者や相談者が、数か月後、数年後に元気でお過ごしになっていることを知ったときです。

